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長年いつかは登りたいと思ってた御岳に登ってきました。 数年前に膝を痛めて不安でしたが、このところ調子がいいようなので決心しました。 天気予報どおり寒い朝でした。時折雪が降ってきますが積もることはないだろうと出発しました。 ところが上に行くにつれて天気は良くなってきて、雪も降りませんでした。 登山口についたのは昼過ぎ。12時半過ぎに出発しました。 出発してすぐは植林の中の急登。階段がついてますがかなりきつくてこたえました。 階段脇には石が積んであっていい感じです。 先ほど頂上まで1100mと標識があったのにすぐに600mとなりました。まだ500mも歩いてないぞと思いながら30mほど進むと、、、 今度は頂上まで920mの標識。ほぼ同じ場所で300mの差。どういうこと?と思いつつ登っていくとその差は徐々に縮まり、頂上ではこの両種の標識の距離差はなくなりました。 寒いのを覚悟してきましたが、それほど寒さは感じません。しかし、登山道は至る所霜柱があります。 植林地帯を過ぎると広葉樹林帯。その中に大きなモミの木が沢山あります。 明るい天然林の中を登山道が延びていきます。 頂上近くには島大国魂神社があります。背後にはモミの大木。 神社を過ぎると大きな倒木があちこちにありました。 ここは保護区になっているので倒木も登山道にかかっていなければそのままです。 天然林の再生のドラマを見てるようです。 この辺りは大正時代に絶滅したと言われてるキタタキが最後まで生息していた場所です。この環境があってキタタキも生息出来たんだと感慨深いものがありました。登ってきて良かったと思えた瞬間でした。 木々の間から千俵薪の風車が見えてました。 この鳥居のある最後の岩場を登ると頂上です。 御岳山頂。頂上には石仏が数体あります。 頂上は北側が岩と木に遮られて風が当たりません。全然寒くありませんでした。眼下には目保呂ダムが見えてました。 頂上までは鳥見をしながらゆっくり登って2時間でした。 頂上付近ではアカハラを観察出来ました。この時期の対馬でのアカハラは初めてでした。 御岳では2カ所でアトリの小さな群れに出会いました。今期は平地では見ませんが、山の中にはいるようです。 頂上付近にはヒガラが沢山いました。ただし高い木の上を動き回っててじっくり見れません。頭の上から沢山のさえずりが振ってきました。 今日の鳥 ミサゴ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、シロハラ、アトリ、アカハラ、ツグミ、ヒガラ。 by ゆるるばってん
by hakuchans
| 2012-02-18 23:36
| 鳥
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